この本を書くにあたって

まさに働き盛り、仕事で飛び回る充実の日々の中、突然のがん告知
仕事をすべて中断し、入院、手術、、転移、治療、入院… 
7年の闘病のなかで、こんな本が読みたかった、でも探しても見つからない
それならば、その時々に必要なものをライブで書き留めておこう、と闘病中に書き溜めた膨大なメモをもとに書き上げた、実体験に基づく実用書です。

気が動転する告知から、入院に至るまでの日々にできること、
治療中の体の変化の中で、自分でできる準備
抗がん剤治療や通院中の心の変化

この本で心がけたことは、医療関係者ではない私が医療技術に関することは書かない
日進月歩進化するがん治療は、主治医との関係の中できちんと最新情報を得て、治療に立ち向かってもらいたい、だから闘病記のように、つらい治療の日々を克明に描くことで必要以上に、治療を怖がらせ、治療を遠ざけることはしたくないということです。

それよりも、前向きに、自分でできる最善のことを選択して、すすめるように、準備をしておくといいこと、知っておくと役立つことを女性目線で提供できるように心がけました。

がん治療は、思いのほか長く、根気のいるものです。
その中では、自分自身だけでなく、家族や周りにもいろいろなことが起きます。
自分自身で考え、解決しないこともたくさん出てくることでしょう。
それならば、体験者の知恵を利用して、時間を有効に使い、自分のための考えに思いを巡らすために使ってもらいたいのです。

どうぞ、この本をがんにこれから立ち向かう女性に、他の病気と戦うかたに、
また、見守る家族や友人の方に役立ててもらえたらと思います。

岩井ますみ

クレヨンハウス通信で紹介されました(2015年9月)
月刊みとに取り上げられました(2015年
読売新聞にて紹介されました(2015年9月)